【熊本県学校給食会視察】

熊本県学校給食会へ
熊本の参政党議員4人で
視察させていただきました。
そもそも都道府県の学校給食会の始まりは
戦後、アメリカからのLARA(ララ)物資の
配分•輸送•保管を、自治体から引き継ぐ形で
1950年代〜60年代にかけて全国で
設立されたのが始まりです。
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現在の県学校給食会の役割は、主に
① 食材・物資の供給と安全管理
学校給食に必要な食材(米•パン•牛乳•調味料など)や物資を一括して購入•供給する
(各市町村や学校が個別に調達するよりも
効率的で、価格を抑えることにも繋がる。)
② 地産地消と食育の推進
熊本県産の農産物を積極的に活用し、地産地消給食を推進。八代の廃棄されるトマトを使ったトマトゼリーの開発など
③ 栄養教諭•調理員への研修
栄養教諭の方々向けに、調理技術•衛生管理•献立づくりなどの研修会を実施
これらが、県学校給食会の主な役割に
なります。
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やはり現在、最も困っていらっしゃったのが
米の確保でした。
何とか今年の新米分も確保できたとのことで、私が危惧していた米飯給食の提供回数
の減少も安定的な供給のおかげで
回避できそうとのこと。
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また、調味料や乾物などは
できる限り、県産や国産のもの、
安全なものを。と努力をされています。
しかし、物価高のなか難しい面もあり
特に冷凍野菜は輸入が多いとのこと。
より安心安全なものを、選定•供給
していただきたいとお伝えしました。
(ちなみに生鮮食品は学校が
市町村の学校給食会を通して購入)
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先日の高市総理の所信表明でも
ありましたが、国は来年4月から
学校給食無償化を進めるとのこと。
食材の供給能力も、価格も全国一律ではない
なかでの制度設計は、どのようになるのか
不安な面もあります。
中途半端な無償化で、逆に質が落ちてしまう
ことはあってはなりません。
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「子供たちの教育や食に
私たちの納めた税金を
しっかりと使ってほしい」
このお声は大変多くの
有権者の方からいただきますし、
私もそうあるべきだと思っています。
1食当たり十分な予算がつけば、
栄養教諭の先生方もより質の高い
調味料や食材を選ぶことができます。
物価高の中にあって、学校給食も
課題が山積していますが
国や自治体がしっかりとお金をかけ
より質が高いものとなるよう
私たちも政治的立場で働きかけて参ります。









