【県立翔陽高校と県立済々黌高校の視察】

県立翔陽高校と県立済々黌高校を
視察、授業を見学させていただきました。

翔陽高校は総合学科があります。
県内で総合学科のある高校は2校のみですが、
総合学科が導入され、30年経つそうです。

総合学科のある翔陽高校は人気校。
一年次には基礎科目が多いですが、
二年、三年と進級する毎に
自身で適性や興味に合った
選択科目を選んでいきます。

農業系は
「園芸•造園」「食品製造」

工業系は
「機械」「電気電子」「建築」

商業系は
「経理•情報」

あとは家庭科系と
普通家系があり、

その系列に関連した科目を
選んでいく形です。

なので、学校内で多種多様な授業が
実施されており、まさに総合大学の
縮小版のような印象でした。

進学率と就職率はちょうど半々ほど。
多種多様な分野で活躍する人材を育成、
輩出されています。

多くの分野の授業を見学させていただき、
総合学科を有した高校の魅力や可能性を
肌で感じることができました。


次に済々黌高校を視察。

済々黌は県内で最も歴史ある学校であり、
文武両道、非常に人気の高い進学校です。

やはり、済々黌高校も熊本高校と同様、
タブレットはあまり使わず、基本的には
ノートやプリントに書き込まれていました。

生徒が興味を持つよう、電子黒板で映像を
用いたり、熊本高校と同様、
アナログとデジタルのバランスが
素晴らしいと感じました。


今後、少子化の加速と、
国による高校無償化により
公立学校の在り方が問われています。

難しい課題ですが、教育こそ
地域や国家発展のための土台。

今後も現場を見聞きさせていただき、
県立高校の今後の在り方を
私も勉強しながら考えて参ります。