【東洋ライス視察】


先日は、「金芽米」で知られる
東洋ライス株式会社さんを
全国の地方議員でつくる
「オーガニック給食とまちづくり研究会」
のメンバーで視察しました。
https://www.toyo-rice.jp/


金芽米は、白米の美味しさと
玄米の栄養を両立させたお米の
精米方法のこと。
通常の精米では削り落とされてしまう
「金芽(胚芽の基底部)」や「亜糊粉層」
という栄養豊富な層を残す独自の
特許技術です。


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大阪府泉大津市(南出市長)のもとでも
学校給食には金芽米が使われ、
また、妊婦さんには市から毎月、
金芽米10kgがプレゼントされています。
(熊本には金芽米加工の搗精工場は
残念ながらありません…
学校給食のお米を金芽米加工にできたら
いちばん良いのですが😣)

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元々、東洋ライスは
昭和36年(1961年)創業。
ご飯に石が混ざっていた時代に、
創業者の雜賀慶二氏が
「石を取り除く機械(石抜き機)」を
世界で初めて開発した企業です。
(雑賀社長は91歳。
今も現役でいらっしゃいます。)
そこから60年以上にわたり、
“お米をより安全に、よりおいしく、
より健康的に”する技術革新を
続けてこられました。

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なぜ視察させていただいたのか?
それは金芽米加工の米を食べると、
健康になり、公的医療費が約60%に
低減するという実証結果が
出ているとのこと。
(査読付き論文)https://www.toukastress.jp/webj/article/2021/GS21-03j.pdf


また、それだけでなく長期保存にも
向いており4年熟成した金芽米は
普通に精米した新米よりも美味しいとのこ
と。
ここに、国民が健康になり医療費が下がる。
そして我が国の米作りを守り、
食料安全保障鍵を高める
ヒントがあると思います🌾✨🇯🇵
