【日本の農業を守る】


中山間地域の農家さんの所へ。
熊本における中山間地域の農地は、
県全体の農地面積の約45%。
高齢化に加え、鳥獣被害も深刻な中
頑張ってくださっています。
我が国の食料自給率は37%ですが、
R6の基幹的農業従事者の平均年齢は69.2歳。
この地域の農業従事者も
ほとんどが70代、80代です。
そう考えると、20年後の我が国の食料自給率
はどのくらいになっているのでしょうか?
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国は「儲かる農業を」と言いますが、
農家の方々は作るのに精一杯の方が
ほとんど。新たな販路開拓や、
ましてや輸出などは困難です。
そうではなく、やはり食料は国民の
胃袋を担う安全保障。
農家の戸別補償や、半公務員化を
検討すべきです。
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そして、農家の仕事は農業だけでなく、
地域の草刈りや水路掃除、農道の補修、
山林の手入れなど多岐に渡ります。
まさに地域の守り手です。
私はスマート農業には賛成です。しかし、
単純に外国人やロボット、輸入に任せれば
良いという簡単な話ではないと思います。
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いま政府がやろうとしていることは、
日本の農業を支えてきた個人の農家が
淘汰され、農業も大規模化、法人化、
グローバル企業が参入の流れです。
そうなると私たちの胃袋は、
グローバル企業に完全に
掌握されてしまいます。
個人の農家さんを守ることは
私たちの食料を守ることです。
感謝しつつ守っていきたいです。
(5枚目はウコンの花、6枚目は種取りのために董立ちさせたニンジンの花です✨)

