【視察報告】

先日は視察で、球磨郡水上村、錦町へ
お邪魔いたしました。

水上村は人吉市から更に45分ほどの
標高約1000m弱の地域ですが、
環境を活かしスポーツ合宿ができる
最新鋭の設備を完備。

近年は青山学院大学陸上競技部が
合宿をされています。

中嶽村長の先見の明と、
職員の方々の熱意が素晴らしく、
地域創生のモデルとも言える村でした。

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次に錦町のゼンカイミート株式会社さん。
ゼンカイミートさんは令和2年7月豪雨で
甚大な被災をされています。

そこから県の「なりわい再建支援補助金」を
活用し営業再開に至っていらっしゃいます。

現在はインドネシアや、UAEなど、
ムスリムの地域に牛肉を輸出する際に
必須な、ハラール対応の特殊な
解体法と認証を受けられています。

以前、宮﨑のとあるブランド牛を
ドバイに輸出する畜産農家さんに
お邪魔したことがありますが、
ムスリムの地域に輸出するには
このような処理が必要だったということを
今更ながら知りました。

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最後に、人吉海軍航空基地資料館
(ひみつ基地ミュージアム)へ。

人吉海軍航空隊基地跡の地下壕と、
資料館を見せていただきました。

資料館では、九三式中間練習機「赤とんぼ」の
実物大模型がお出迎え。

また、地下壕も見学。
地下壕全体では約1.6kmの規模です。

大東亜戦争末期に、来るべき地上戦に備え、
約半年で海軍の方々と地元の方々が
人力でツルハシを使い、山の岩盤を
直接掘り抜いて造られました。

内部には作戦室や無線室、魚雷調整場、
兵舎壕などがあり、当時の地下壕を
そのまま残した貴重な場所となっています。

改めて「秘密基地ミュージアム」は
再訪しじっくり学びたいと思います。
皆さまも、ぜひ行かれてみてください。