【八代視察 鏡漁港といぐさ農家】

先日は、八代市へ。

9月に初当選した参政党の小川市議が
伺っている地元の方々の課題が
県の管轄ともまたがるため、
一緒にお話を伺ってきました。

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特に鏡漁港の土砂堆積の課題は
深刻です。

八代海湾奥部には9つの中小河川が
注いでおり、また漁港周囲の農地は
干拓地という特殊な地域です。

その影響もあり、漁港の海底には
毎年約10cmほどの土砂が堆積します。

また、内海のため、干満の差が激しく
満潮時には漁港の水深4メートルほど
ありますが、干潮時には船が土砂のうえに
乗り上げた状態になってしまいます。

そのため、干潮時は漁に出れなかったり、
沖に出ていて戻ろうと思っても
漁港に戻れなかったりするようです。

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最後の浚渫(土砂の撤去)が
行われたのは約15年前。

船が停泊する下の部分は
「八代市」の管轄ですが、
船が出ていく澪筋は
「熊本県」の管轄になります。

既に県も対応してくださるとのことですが、
早くしなければ漁どころではないとのことで、
小川さんにご相談がありました。

満潮時

干潮時は漁に出れなかったり、沖から戻る時も干潮時は戻れないため   沖で時間をつぶしたりされるそうです。

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その後はイグサ農家の中山さんの農場へ。
後継者がいるイグサ農家は30〜40件ほど。

大変厳しい中ですが、い草や畳文化を
繋いでいきたい 中山さんご夫婦に会う度に
その志と想いに頭が下がります。